The Study of Bag End

原書刊行50周年の大改訂に日本語版も対応―『指輪物語』日本語の最新版

『指輪物語』最新版の目玉の一つは、過去に行われた原書の大規模な改訂が日本語版にも反映されたことだと思います。

『指輪物語』の原書『The Lord of the Rings』がイギリスで最初に発売されてから50周年にあたる年に「50周年記念版」が刊行されました。2004年のことでした(いきなり細かいことを言うと、2005年にも追加で改訂がありました)。

この50周年記念版に合わせて行われた改訂は、300から400か所にものぼるそうです。最初に出版された1954年以降に出た『The Lord of the Rings』を徹底的に比較した結果、これほど多くの変更点が出てきたということ。中には、クリストファ・トールキンさんが『中つ国の歴史(The History of Middle-earth)』を執筆する過程で判明した変更点や、読者による指摘も含まれます。より、トールキンの意図を反映すると考えられる変更も含まれます。この大掛かりなお仕事に関わった人々に敬意を表したいです。

これは『The Lord of the Rings』の歴史に残る大改訂です。ここではこれを50周年の大改訂と呼びたいと思います。

300から400か所も変更点があったと聞いて、「どうして出版から50年も経ってそんなに直すところがあるんだ?」と思われるかたもいるかもしれません。

出版前、著者トールキン教授による校正はもちろんありました。この段階から頭を抱えるようなエラーは多かったようで同情します。というのも、トールキン教授の表現は言葉を扱う専門家としてこだわりのあるものでしたが、一般的ではないために植字工が“訂正”してくれたわけです。

彼はまた、校正刷りを一目見るなり激怒した。というのは、植字工が彼のつづりのいくつかを変えてしまっているのを発見したからである。dwarvesdwarfselvishelfish に、furtherfarther に、そして(「これが最もよくない」とトールキンは言う) elvenelfin に。叱責された植字工は、辞書のつづりに従っただけだと弁明した。1

ここの「彼」というのはもちろんトールキン教授です。

50周年より前にも改訂はありました。有名なのは、トールキン教授による第二版改訂(1965〜66年)。日本語版では「著者ことわり書き」として追補篇に収録されているテキストは「第二版序文」とも呼ばれる通り、この時に書かれたものです。1973年にトールキン教授が亡くなった後も、ご子息クリストファ・トールキンさんをはじめ読者や研究者によるエラーの発見と改訂は何度もあったんだそうです。

原文に改訂すべき記述が紛れ込んだ経緯は、50周年記念版(2004年)以降の『The Lord of the Rings』に載っています。『指輪物語』最新版では省略されてしまいましたが、トールキン研究者として著名なダグラス・A・アンダーソンさん、そしてウェイン・G・ハモンドさんとクリスティナ・スカルさんによる解説は、巻末でもいいので翻訳が載るとよかったなと思います。クリストファさんやトールキン作品の研究者、読者など、多くの人の手によってこの長編が改良されてきたことが紹介されています。

この50周年の大改訂が行われたのは、今から20年近く前のことになろうとしています。それでもついに、この大改訂が日本語版にも反映されたんです! これまで、日本ではトールキン教授の生誕100周年の1992年に出版された「新版」が読まれてきました。この度、「最新版」として翻訳が見直された結果、原書を読む人たちが読むものと同じものを手にとれるようになったんです(もちろん厳密には翻訳版なのですっかり同じとは言えませんが)。これはたいへん喜ばしいことだと思います。

そういうわけで長らく、英語圏の人たちが読んでいるものと日本語版のあいだには細かな違いがあったままでした。それが原書50周年の大改訂(英語)と『指輪物語』最新版(日本語)でどう改訂されたのかを探るのが、本記事のテーマです。

日本語版への反映

この改訂を一つずつ取り上げたのが、改訂考察特集でたびたび登場する『指輪物語:読者のための手引き書(The Lord of the Rings: A Reader’s Companion)』の「Changes to the Editions of 2004-5」です。

50周年の大改訂の全部が全部、『指輪物語』最新版の変更箇所になったというわけではありません。どうしてかと言えば、日本語には影響のない、または少ない表現の変更もあったからです。例えば「precious」から「Precious」のように頭文字を大文字へ変更されたところで、日本語の「いとしいしと」が変わることはありません。複数形と単数形の変更は場合によるようですが、例えば「fields」から「field」の原文の変更は、日本語では変更不要とご判断したと見受けられます。

その一方で、日数や距離の変更、追加されたり、訂正されたり、削除されたテキストは日本語版にも反映されました。これが「旅の仲間」から「追補篇」までの全四巻中、80か所ほどありました。微妙なニュアンスの差であるものもあれば、他の記述と矛盾する記述が訂正されたり、印象を変える記述もあります。多いので、全部はとても取り上げられませんが、対応されてよかったと思うところや、違いがおもしろいところなど12つ取り上げました。ここからやっと本題ですが、よろしければ最後までお付き合いください。

最新版『指輪物語』での改訂事例

簡単に解説をしますが、より具体的に知りたいかたは『指輪物語:読者のための手引き書』の該当箇所をあわせてご覧ください。

旧版、新版、最新版とは?
※具体的な頁は、新版のハードカバー版(普及版)を記載します(電子書籍では頁数が固定されないため)。
※最新版は、現在 Apple Books で利用できる『指輪物語』(バージョン1.0)を指します(追補篇のみバージョン1.1)。

バンドブラス・トゥックのお父さんの名前

新版
アイゼングリム二世の息子、バンドブラス・トゥック(牛うなり)
Bandobras Took (Bullroarer), son of Isengrim the Second

最新版
アイザムブラス三世の息子、バンドブラス・トゥック(牛うなり)
Bandobras Took (Bullroarer), son of Isumbras the Third

『旅の仲間』序章「一 ホビットについて」(『旅の仲間』上6頁)

バンドブラス・トゥックのお父さんの名前が、アイゼングリム二世からアイザムブラス三世へ変更されました。これで「追補篇」収録のトゥック家の家系表との矛盾が解消されました。アイゼングリム二世はバンドブラスにとって、父ではなく祖父として家系表に載っています。

ここ、トールキン教授はもともと新版のように書きました。けど、後から調整してアイゼングリム二世とバンドブラスのあいだにアイザムブラス三世を入れた後、ここを変更するのを忘れてしまっていたらしい。23

西境がホビット庄に加えられた年

新版
ホビット紀元一四六二年(訳注 年表では一四五二とある)
S.R. 1462

最新版
庄暦一四五二年
S.R. 1452

『旅の仲間』序章「三 ホビット庄の社会秩序」(『旅の仲間』上17頁)

西境がホビット庄に加えられた年の誤りが訂正されました。これは、第二版でトールキン教授自身によって追加された記述の中にある年。トールキン教授はここでは「1462年」、追補篇の年表にはこの出来事を「1452年」の中に書いたようです。

日本語で最初に刊行された旧版ではここの表記は「1452年」でした。以前からお読みのかたにとっては元に戻ったと思われるかもしれません。最初、原文では「1462年」とされていたということですから、日本語版では訳者の瀬田貞二さんが読者が混乱しないように訂正してくださったということでしょう。

新版では上記の通り訳注で補足されていましたが、最新版では原文の改訂により正式に「1452年」と書けるようになりました。こういう流れではないかと推測します。紆余曲折を経るとはまさにこのこと…。4

渡し場からブランディワイン橋までの距離

新版
ニ十マイル
twenty miles

最新版
十マイル
ten miles

『旅の仲間』「四 正体をあらわした陰謀」(『旅の仲間』上180頁)

バックルベリの渡し場からブランディワイン橋までの距離は、ピーター・ジャクソンの映画『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』でもメリーが言及する場面があります。彼のせりふから距離を20マイルと記憶している人もいるかもしれません(わたしがそうだったんですが)。映画は2001年に劇場公開されましたから、この20マイルという距離からも、50周年記念版より前の原作を使用して映画が製作したことがわかりますよね。

20マイル以上あると説明されたバック郷の高垣との距離の比較すると、バックルベリの渡し場からブランディワイン橋まで20マイルあるのはおかしいみたいです。たしかに、これはホビット庄の地図を見るとわかります。56

門番のハリー

新版
門番のハリーもかれらのすぐあとから出て行きました。
Harry the getkeeper also went out just behind them.

最新版
[削除]

『旅の仲間』「九 躍る小馬亭で」(『旅の仲間』上295頁)

「ハリーは省く―彼は必要ない」。7

トールキン教授はそう書き残して、門番のハリーを物語から大幅に削りました。彼に兄弟がいるとか、黒の乗手と話していたとか、そういう話が草稿にはあります(これは『中つ国の歴史』第6巻、7巻で読めます)。

著者の手によって削除されたはずのこの記述は、どういうわけかタイプ原稿に残ってしまったらしい。ハモンドさん、スカルさんはクリストファ・トールキンさんとも話し合って、執筆過程での著者の意向を反映してこの一文を省くことに決めたということ。8

ゴンドールの書庫

新版
かれの蔵書の中には今ではほとんどだれにも読めない、たとえ伝承の大家たちであろうと、これを読む者はほとんどないと思われるあまたの記録が存在する。
And yet there lie in his hoards many records that few now can read, even of the lore-masters,

最新版
かれの蔵書の中には今ではたとえ伝承の大家たちであろうと、これを読める者はほとんどないと思われるあまたの記録が存在する。
And yet there lie in his hoards many records that few even of the lore-masters now can read,

『旅の仲間』「十四 エルロンドの会議」(『旅の仲間』下74頁)

デネソールの書庫について、エルロンドの会議でガンダルフが報告する場面。最新版のテキストはスーッと読めるようになっていますよね。

ここは、トールキン教授がゲラ読みの段階で最新版のように変更したにも関わらず、植字工に見落とされてしまったんだそうです。それで、変更が反映されず本になってしまったということ。

こうした変更も反映されているんですから50周年の大改訂はすごいですし、これが反映された最新版の『指輪物語』も素晴らしいです。早く書籍版も発売されて広く流通して欲しいです。9

ガンダルフの旅路

新版
風見が丘から実に十四日近くもかかった。
nearly fourteen days from Weathertop

最新版
風見が丘から実に十五日近くもかかった。
nearly fifteen days from Weathertop

『旅の仲間』「十四 エルロンドの会議」(『旅の仲間』下96頁)

フロドを追いかけ、飛蔭でエリアドールを駆けるガンダルフの旅について。黒の乗手のおとりになるため遠回りをしたガンダルフは「15日」近くかかって裂け谷へ到着。追補篇の年表を見ると「14日」よりも正確であることがわかります。ですから、すぐ後で裂け谷に着いた「三日前」は「二日前」に変更されました。

このあたりは、トールキン教授が日付の計画を練って変更したりした形跡があるみたい。緻密に書き込むと正確な記述をするのはとてもたいへんなことなんですね……。10

こうした日数の変更は、全編を通じて他にもあります。

ビルボはお昼ごはんが食べたい……けど

新版
名前をあげるんだったら、今いってくれませんか?
Can’t you think of some names now?

最新版
名前をあげるんだったら、今言えますよね?
Can’t we think of some names now?

『旅の仲間』「十四 エルロンドの会議」(『旅の仲間』下107頁)

エルロンドの会議が佳境に入った頃のビルボのせりふ。

「今いってくれませんか?」

いくらお腹を空かせていたとしても、このビルボのせりふは妙に他人事と思っているように聞こえていました。だって、自分が拾ってきた「いとしいもの」だった指輪の処遇をめぐる会議ですし、この直前にビルボは自分が行くと言い出していましたから。

原文では「Can’t you」からはじまる一文でした。けど、これ本当はトールキンは「Can’t we」と書いていたんですです。だから、主語は日本語らしく省かれてるけど「(わたしたちは)今言えますよね?」という翻訳に変更されたんです。ビルボは行かないことになったとはいえ、他人事とは思っていないような口調になった

この変更の真相を聞いたら、驚いてしまうと思います。なんとこれ、出版社にも著者にも許可を得ず変更されてしまったらしいです。こうした無許可の変更は「旅の仲間」初版の第二刷で発生して、1992年に読者が発見するまで明るみに出なかったということ。あってはならない話でびっくりします……。1112

あやめ川

新版
あやめ川の水源
source of the Gladden River

最新版
あやめ川の水源地帯
sources of the Gladden River

『旅の仲間』「十五 指輪、南へいく」(『旅の仲間』下115頁)

単数形から複数形になりました。『指輪物語』最新版でもこの複数形は反映され、「水源」から「水源地帯」になりました。想像する風景がかわりますよね。

手稿や修正されたタイプ原稿では、今回の変更の通り複数形にされていたことが変更の理由のようです。

あやめ川は、霧ふり山脈から流れ出てあやめ野でアンドゥインに合流します。ゴクリのふるさとです。霧ふり越えの山道とモリア近くの赤角口の間に位置するこの水源地帯は、名前こそありませんが『ホビットの冒険』の地図にも描かれています。クリストファ・トールキンさんは、トールキン教授はこの地図を参考にしてこう記述したのだろう、と『中つ国の歴史』で説明しました。1314

ピピンが不安に思うエルフ式の寝床

新版
さじきベッド
bed-loft

最新版
止まり木
bird-loft

『旅の仲間』「十八 ロスローリエン」(『旅の仲間』下241頁)

映画では、ピピンやビルボが高いところへ器用に登ってみせる場面があります。けど、本来ホビットというのは高いところが好きではない種族。ロスローリエンでピピンは、エルフ式にフレトで眠る不安から、フレトの寝床を「止まり木」と言い表しました。15

忠誠なる心

新版
「忠誠なる心は頑固な言葉を吐くのかもしれぬ。」
Faithful heart may have forward tongue.

最新版
「忠誠なる心は耳に逆らう言葉を吐くのかもしれぬ。」
Faithful heart may have froward tongue.

『二つの塔』「六 黄金館の王」(『二つの塔』上214頁)

1994年版で誤って「forward」と書かれてしまったものが「froward」に訂正されました。最初に日本で『指輪物語』が出たのは1970年代、新版に切り替わったのが1992年ですから、田中先生は「forward」だったこの版を図らずも回避できたのかも。

それでも日本語は見直されたことが引用からわかります。「froward」の意味は、『読者のための手引き書』でわざわざ説明していますし、辞書を引いてみても古語ということなので、英語話者にとっても一般的な単語ではないのかもしれません。「反対の、逆の」、「人の意に逆らう、ひねくれた」などの意味になるようです。

上記はセオデンの、エオメルに対する発言です。エオメルが蛇の舌、結果としてセオデンの意向に反対する立場をとっていたことを指して話していますから、「頑固」よりも素直に読める表現になったのではないかと思います。16

デネソールからガンダルフへの ‘you’

新版
あんたがここにいるこの小さい人に沈黙を守るように命じたことを、知らんでか?
Do I not know that you commanded this halfling here to keep silence?

最新版
ここにいるこの小さい人は沈黙を守るようにあんたに命ぜられておったことを、知らんでか? 
Do I not know that this halfling was commanded by thee to keep silence?

『王の帰還』「七 デネソールの火葬」(『王の帰還』上212頁)

デネソール侯とガンダルフの最後のやり取りで、侯がピピンについて言及したせりふです。デネソールはガンダルフに対して一貫して二人称は「 thou / thy / thee 」を使用します。ところが、ここだけ「you」が残ってしまったまま本になってしまったため、トールキン教授の意図を汲んだ変更が行われたそうです。17

サムの生まれ年

新版
二九八三 [中略]サムワイズ生まれる。
2983… Birth of Samwise.

最新版
二九八〇 [中略]サムワイズ生まれる。
2980… Birth of Samwise.

『追補篇』「B 代々紀(西方諸国年代記)」(『追補編』113頁)

サムの生まれ年が2983年から2980年に移動しました。サムの生まれ年に関する記述は、第二版で、つまりトールキン教授の手により追加されたということ。『追補篇』の家系表には、サムの生まれ年はホビット庄暦で1380年(=2980年)と書かれています。庄暦1469年にある記述「サムワイズ殿[中略]一四七六年、任期が終わる時は、九十六歳。」から割り出しても、やはり生まれ年は1380年になるということ。18

ここで取り上げたのはごく一部です。原書でどんな改訂があったのかを網羅したいかたは、『指輪物語:読者のための手引き書(The Lord of the Rings: A Reader’s Companion)』の「Changes to the Editions of 2004-5」をご覧になるのがおすすめです。

出典

  1. ^ハンフリー・カーペンター(著) 菅原啓州(訳)J・R・R・トールキン―或る伝記, 257頁, 評論社, 1982年
  2. ^表記がアイザムブラス三世とアイスムブラス三世の二つになってしまいました。
  3. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), The Lord of the Rings: A Reader’s Companion, Revised Edition, pp. 6, 783
  4. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 32-3, 807
  5. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 116-7, 787
  6. ^バックルベリの渡し場からブランディワイン橋までの距離の変更について、詳しくはクリストファ・トールキンさんが『影の帰還(The Return of the Shadow)』298頁で論じています。
  7. ^J.R.R. Tolkien, Christopher Tolkien(ed.), The Treason of Isengard, p. 42
  8. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), The Lord of the Rings: A Reader’s Companion, Revised Edition, pp. 157-8, 789
  9. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 238, 791
  10. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 252-3, 792
  11. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 419-20, 797-8
  12. ^J.R.R. Tolkien, The Lord of the Rings, 50th anniversary one-volume edition, ‘Note on the 50th anniversary edition’, p. xiii
  13. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), The Lord of the Rings: A Reader’s Companion, Revised Edition, pp. 262, 792
  14. ^J.R.R. Tolkien, Christopher Tolkien(ed.), The Treason of Isengard, p. 172, n. 9
  15. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), The Lord of the Rings: A Reader’s Companion, Revised Edition, pp. 306-7,794
  16. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 409, 797
  17. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 574-5, 800
  18. ^Wayne G. Hammond and Christina Scull (eds), Ibid., pp. 716, 804-5

※新版の原文は『The Lord of the Rings: A Reader’s Companion』を参考にしました。瀬田貞二さん、田中明子さんが一致するものを使用されたかは定かではないですが、少なくとも原文と日本語訳を見比べて異なる文章ではないと判断しました。

この他、参考文献は「日本語版『指輪物語』の改訂(2020年)特集」トップに掲載しています。