The Study of Bag End

『ザ・ロード・オブ・ザ・リングス:ロヒアリムの戦争』、絵柄や公開日はどうなる?

2週間ほど前、『ザ・ロード・オブ・ザ・リングス:ロヒアリムの戦争』(邦題未定、原題: The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim)の長編アニメ映画の製作発表されました。その記事では主に映画会社のプレスリリースからわかることをお伝えしました。まだお読みになっていない方は、こちらもぜひどうぞ。どんな作品になるのかの予想もしています。

その記事にも書きましたが、本作はピーター・ジャクソン監督の映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作と繋がる作品を目指すということです。ですから、アニメが日本に上陸した際には三部作と同様の邦題を受け継ぐものと推測しますが、邦題が発表されるまでは原題を音写しようかなと思います。

また、原題にある Rohirrim の表記についてはこれまで「ロヒアリム」とされてきましたが、『指輪物語』最新版の翻訳では「ロヒルリム」が採用されました。この記事でも本来なら「ロヒルリム」を採用するところですが、まだ広く知られていないため「ロヒアリム」表記を使用します。

一ファンのこだわりはさておき、アニメを楽しみに待つ身としてはもうちょっと知りたい。「劇場公開はいつ?」とか「絵柄はどんな感じ?」とか……。気になりませんか? 気になりますよね。製作が発表されてから、まだ発表されて間もないですから、大したことはわかりません。

目次

アニメの絵柄はどうなる?

2Dアニメか、3Dアニメかで印象は大きく変わりますよね。今回は2Dアニメとして企画されているようです。製作が発表された時にプロデューサーとしての関与を公表したジェイソン・デマルコさんがそのように Twitter に投稿しました。拙訳もつけますね。

拙訳
わたしが正真正銘のLOTRオタクだということは、わたしを知る人なら誰でも知っている。神山健治やフィリッパ・ボウエンのような共同制作者と一緒にトールキンの物語を伝える機会は、文字通り夢のような話だ。そしてこれは2Dの劇場用長編作品になる! わああああああああ

テンションが高い😆 トールキン作品に愛のある人が関わってくれるのはうれしいですね。

ジェイソン・デマルコさんは、アメリカのカートゥーン・ネットワークの大人向けの放送時間帯「アダルトスイム」の番組枠「トゥナミ」の立役者。最近アダルトスイムで伊藤潤二さんの「うずまき」のアニメ化も発表されたばかり。ところで氏はTheOneRing.net によると「アメリカにアニメを広めた第一人者」と紹介されていました。
More Details for “Rohirrim” anime: Oscar-winner Philippa Boyens returns to Middle-earth! – TheOneRing.net

絵柄に関しては、アニメーション・スタジオも重要ですよね。プレスリリースでは Sola Entertainment によるアニメーション制作と書かれていました。ところがこの会社はたぶんプロデュースの企業のようですし、企業サイトの本作の情報にも「Sola Entertainment / TBC」と表記されています。TBCは「To Be Confirmed(確認中)」の略。どこかの制作会社と組むのではないかなと見ています。
* 参照日:2021年6月26日

公開日はいつ?

プレスリリースでは公開日の発表はありませんでした。けど、プレスリリースからは急いでいる様子がうかがえます。

現在ボイス・キャスティングが行われており、映画化に向けて急ピッチで制作が進められているところである。

ニューライン・シネマがワーナー・ブラザース・アニメーションと組み、神山健治監督で『ロード・オブ・ザ・リング』姉妹編アニメ映像化|ワーナー ブラザース ジャパン合同会社のプレスリリース 2021年6月14日公開(参照日:2021年6月26日)

先ほどのTheOneRing.netの記事では、この記述をもとに2023年以降と予測しているみたいです。他サイトでは2022年後半と予測する記事も見かけました。これらは部外者による推測と思っておくとよさそうです。当然、製作サイドでスケジュールは引かれているでしょうけども。

個人的には、少なくとも『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の20周年の時期、つまり2021年から2023年の間には公開されるものと予想しています。アニバーサリーですからね。とはいえ、これにしても希望的観測ですので、ご参考程度にどうぞ。

日本でも公開されるの?

日本で見れるかどうか、これはとても重要です。

本作は、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズが全世界で配給する予定である。

ニューライン・シネマがワーナー・ブラザース・アニメーションと組み、神山健治監督で『ロード・オブ・ザ・リング』姉妹編アニメ映像化|ワーナー ブラザース ジャパン合同会社のプレスリリース 2021年6月14日公開(参照日:2021年6月26日)

これは期待が持てますが、ワーナー・ブラザースの日本法人が発行したプレスリリースの文末には、以下の一文が付け加えられていました。

日本公開は未定。

同上

まだ先のことで計画もできないでしょうから、便宜上追加しただけの記述だと思いたい。

本作の製作が発表された時に、Twitterでは日本でもたくさんの人がこのアニメを楽しみにしている様子がうかがえました。日本でも、世界中のファンの人たちと同時期に鑑賞できるようにしてもらえるといいですね。前向きに検討されることを願っています。何しろ、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は20周年ですから。