The Study of Bag End

ジョン・ガース著『 J.R.R.トールキンの世界 中つ国の生れた場所』2021年10月6日発売

かねてよりお伝えしていた通り、ジョン・ガースさんの本の日本語訳が出版されます。『J.R.R.トールキンの世界 中つ国の生れた場所』は評論社より2021年10月6日に発売です。

この本にもとになった『 The Worlds of J. R. R. Tolkien 』は、2020年6月に刊行されました。ジョン・ガースさんは、トールキンの研究者で伝記作家でいらっしゃいます。この書籍の他に、トールキン教授の青年時代の伝記『 Tolkien and the Great War 』[未邦訳]があります。

翻訳は『ベレンとルーシエン』、『J・R・R・トールキン―世紀の作家』なども翻訳された沼田香穂里さん。そして、伊藤盡さん、瀬戸川順子さんの共訳です。

表紙は、1911年、オックスフォードに進学する直前のトールキンが登山旅行をしたスイス・アルプスから、名高いラウターブルンネンを描いた、Flo Snookさんの作品 (link) です。トールキンはスイス旅行の思い出をずっと後になるまで記憶していて、その時の経験はビルボやフロドの旅の光景に反映されたと言われています。そしてまた、多くの観光地の熱心な誘い文句に「トールキンに影響を与えた◯◯◯」(◯◯◯には土地の名前が入る)がよく見られます。これらの真相もぜひこの本でお読みになってみてください。

  1. 書籍情報
  2. 紹介文
  3. 本の目次(英語版より)

書籍情報

J.R.R.トールキンの世界
中つ国の生れた場所

作 ジョン・ガース
絵 アラン・リー
訳 沼田香穂里、伊藤盡、瀬戸川順子

発売日
出版社
評論社
ISBN
4566023885 / 9784566023888
ページ数
208ページ
定価
4,950円
公式情報
J.R.R.トールキンの世界 – 評論社

出版社からの紹介

トールキンの研究者として知られるジョン・ガースは、本書で、『指輪物語』や『ホビットの冒険』の舞台は、どのような土地にインスピレーションを得て創造されたのかについて、非常に説得力のある自説を展開しています。150点以上もの図版、写真でたどる、「中つ国の生れた場所」。ファン待望の書。

また、書店向けの資料ですが、こちらも内容の参考になると思います。(PDF 896KB) (※2021年9月13日現在、リンク切れ)

『指輪物語』の舞台はどのように創造されたのか? そのルーツを探る! トールキンの全てがつまった圧巻の一冊

本の目次(英語版より)

  • Introduction
  • England to the Shire
  • Four Winds
  • The Land of Lúthien
  • The Shore and the Sea
  • Roots of the Mountains
  • Rivers, Lakes and Waterlands
  • Tree-woven Lands
  • Ancient Imprints
  • Watch and Ward
  • Places of War
  • Craft and Industry
  • Appendix
  • Endnotes
  • Select Bibliography
  • Index
  • Acknowledgements
  • Picture Credits

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