The Study of Bag End

アンディ・サーキスさん朗読の『The Lord of the Rings』オーディオブックが2021年秋発売

アンディ・サーキスさんが朗読する『The Lord of the Rings』のオーディオブックが2021年秋に発売されます。すごい!

まずは、出版社であるハーパーコリンズ社から届いた映像をどうぞ。映画で彼のゴラム/スメアゴルを楽しんだなら必見です。

サーキスさんの迫真の朗読に、圧倒されてしまいました……。先の映画ではモーション・キャプチャーを通じて、サーキスさんの表情がゴラムに反映されていました。けど、素の表情が見えるとすごさがダイレクトにわかります。全部拝見したい。動画版も発売して欲しいくらいです!

この約5分30秒の動画には、アンディ・サーキスさんが『指輪物語』を朗読している様子が映し出されています。サーキスさんは言うまでもなく、映画『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』でゴラムを演じたことで超がつくほど有名。

動画で彼が朗読したのは「二つの塔」第13章「沼渡り」の一部。死者の沼地を抜けて、モルドールの近くまでやってきた場面です。「スメアゴルの殿かよ? ゴクリ大王かよ?」とか「毎日毎日さかな食べる」など、印象的なせりふが多いところ。ゴラムとスメアゴルの会話が印象的なこの場面は、映画にも似たような場面がありました。サーキスさんは「精神的にも肉体的にもこれまで経験したことがないレベルで消耗した」(プレスリリースより)と語っています。この短い動画を見るだけでも納得です。

このオーディオブックは、はじめにダウンロード版(配信版)が2021年9月16日に発売されます。Audible や Apple Books などがあります。その後、10月14日にCD版が発売予定。どちらも本と同じように三つに分割されています。

これに先立って、出版社ではこんな予告も公開していましたので、合わせてご覧ください。

『The Lord of the Rings』のオーディオブック配信開始を待つまでの間に、同じくアンディ・サーキスさん朗読のオーディオブック『The Hobbit』もおすすめです。

プレスリリース

プレスリリースには、アンディ・サーキスさんご本人からもコメントが寄せられています。
原文から日本語へ翻訳をしました。拙い訳ですが、ご参考になれば幸いです。詳しくはリンク先で原文をご覧ください。また、これはお願いとなりますが、素人訳ですので転載はお控えください。

拙訳
ハーパーコリンズ社はJ・R・R・トールキンの『The Lord of the Rings』を三編にわけた完全版オーディオブックを9月に発売する。大ヒット映画でゴラム(ゴクリ)を演じたアンディ・サーキスが朗読する。

昨年、サーキスはコロナウイルス救援活動のための募金活動を目的とし、「#Hobbitathon」(ホビットマラソン)と題したライブ配信で『The Hobbit』全編を11時間かけて朗読し、30万ポンド以上(日本円では4,000万円以上)の資金を調達した。その後、彼は『The Hobbit』の収録を新たに行った。オーディオブックを新たにID Audio社のベテラン・プロデューサーであるギャリック・ハーゴンの指導のもと、ハーパーコリンズ社のオーディオ部門エディトリアル・ディレクターのフィオヌラ・バレットが製作指揮を務めた。新しい世代のリスナーにトールキンの『The Lord of the Rings』を届けるために同じチームが再結成された。

サーキスは言う。「自分のことを挑戦好きな人間だと思っています… 人生を変える冒険に出てから20年後に中つ国へ戻って、(今回は音響ブースで何週間も一人で)もう一度体験することは純粋な喜び、まったくの狂気、計り知れない楽しみをもたらすと同時に、精神的にも肉体的にもこれまで経験したことがないレベルで消耗しました。」

「トールキンのサーガを実際に生き抜いてきたような気がします。同時に自然、愛、戦争、真実、憎しみ、利他主義の精神に対する、彼の深い理解とつながりを感じました。私は毎日浮き沈みを繰り返していましたが、たびたび指輪の担い手と彼の仲間の歩みと重なっていました。自分が滅びの罅裂にたどり着けないんじゃないかと思ったことが何度もありました! 冒険を終え、言わば「行きて帰りし物語」の状態になった今、この崇高な作品をもう一度読む機会を得られたことが、どれほど素晴らしい特権だったのかに気が付きました。私がこの作品を公正に読み、J・R・R・トールキンの傑作の力と美しさを伝えるリスニング体験になることが、今では、唯一の望みです。」

出版ディレクター代理のクリス・スミスが補足した。「ハーパーコリンズ社は、J・R・R・トールキンの作品を公式に世界中で扱っていることを誇りに思います。そして『The Lord of the Rings(指輪物語)』は20世紀を代表する作品の一つであり、大いなる冒険心と、小さな者でも大きな変化をもたらせるという人を奮い立たせるメッセージで、何世代にも渡って読者を魅了してきました。新たな視聴者のために、アンディ・サーキス氏のような才能ある俳優がこうした資質に生命を見事に吹き込んでくれることを、われわれはうれしく思います。」

『The Lord of the Rings』は1954年から1955年にかけてはじめて出版されて以来、現代文学の傑作として高い評価を得てきた。このオーディオブックは、販売業者からダウンロード版が9月16日に、10月14日にCD版が発売される。アメリカではRecorded Booksから発売される。

Andy Serkis records Lord of the Rings audiobooks for HarperCollins – The Bookseller (accessed on 8 July 2021)

商品情報

配信版(ダウンロード版)

日本からは、Audible や iTunes などで入手可能です。Audible はふだん、発売日当日に掲載されます。なお配信版の発売日は9月16日です。こちらはページができたら更新予定です。

CD版

第一部

The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
Unabridged

作 J.R.R. Tolkien
ナレーション Andy Serkis

発売日
出版社
HarperCollins Publishers
ISBN
0008487308 / 9780008487300
定価
公式情報

第二部

The Lord of the Rings: The Two Towers
Unabridged

作 J.R.R. Tolkien
ナレーション Andy Serkis

発売日
出版社
HarperCollins Publishers
ISBN
0008487316 / 9780008487317
定価
公式情報

第三部

The Lord of the Rings: The Return of the King
Unabridged

作 J.R.R. Tolkien
ナレーション Andy Serkis

発売日
出版社
HarperCollins Publishers
ISBN
0008487324 / 9780008487324
定価
公式情報

更新履歴

2021年7月18日
CD版の商品情報を追加