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予告第二弾がおひろめ 伝記映画『トールキン』

伝記映画『トールキン』(原題)、日本での公開の有無が発表されないままでもどかしい思いです。IMDb(外部リンク)によると、まだアメリカとヨーロッパの数カ国以外は未発表。同じように思っているファンは、世界にたくさんいるのかもしれませんね…。そんな中、前回のティーザートレイラーに続いて、2019年3月6日に新たな予告動画が公開されました!

前回よりも様々なシーンが見れるようになりました。

0:46からは、トールキンが赴いた第一次世界大戦の激戦地ソンムと思われる風景が映し出されます。

T.C.B.S.結成の様子が見れます。彼らはそれぞれ異なる文化を愛好していたことがわかるシーンがありますね。0:54からの一連のシーンです。この友情はバーミンガムのキング・エドワード校に在学中に端を発します。

1:03はささやかですがロマンチックなシーンですね。若き頃のトールキンとエディスの美しいデートシーン。その後、少年期から青年期へ切り替わるシーンがあります。子役から青年役へはどういったタイミングで切り替わるのかも気になるところ。

ロマンチックで平穏な日常の後、1:16には「戦争だ」と叫ぶ人の姿が…。

1:40で見られるのは、トールキンが自転車に乗る姿。背景はオックスフォードでしょうか? 1926年にオックスフォードの教授職について以降、オックスフォードのノースムーア通りの自宅からは自転車で通勤していたというエピソードが残っています。

1:43には『ホビットの冒険』の冒頭の有名な一文「地面の穴のなかにひとりのホビットが住んでいました。」と綴るシーンに連続しておそろしい火竜の姿が現れます。この流れは同作に登場したスマウグを予感させます。トールキンはこの一文を採点の仕事中に発見した、白紙回答用紙に書いたそうですが、これは1930年夏の出来事です。『ホビットの冒険』はそれか7年後になって刊行になりました。

これらのシーンのボイスオーバーに、トールキンと会話をする男性のセリフが入ります。この男性役が誰なのかということを、ディミトラ・フィミ博士のTwitterのスレッド(外部リンク)でディスカッションされていました。今のところジョゼフ・ライトかウィリアム・クレイギーではないかと推論されていました。演じるのはデレク・ジャコビです。

2:06、黒い外套をつけた人の後ろ姿が写りますが、彼の前に、またもバルログのような姿が見えるような…。

現実とトールキンの準創造が混じり合うような映像になっていくのでしょうか? 戦争も大きく扱われるような印象を受けました。どういった作品としてまとめあげられたのか、まだ全体像は見えません。アメリカでは公開日が2ヶ月後に迫りました。これからもっとたくさんの情報が出てくると思いますが、とにかく楽しみです。

ところで、この予告が公開されたタイミングについて、記しておきたいと思います。アマゾン・プライムのドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング』は告知日と時間が予測できたのですが、今回の予告の発表はそこに重ねてきたのですよね。時刻までぴったり一緒でした。多くのトールキンファンが待機しているのを知ってのことだと思いますが、私たちファンと同じようにアマゾン・スタジオの手口を読んだわけです。

先立って少し前に、ニコラス・ホルトとリリー・コリンズのツーショットが投稿されていました。映画の告知活動の一貫だろうと思っていたのですが、やはりそうでした。この予告の冒頭に、この写真と同じ装いで二人が写っていますね。

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