The Study of Bag End

登場人物に関する続報

ドラマ版『指輪物語』シーズン1に出てくる可能性のある登場人物についての続報です。

本記事は出どころが不明の情報に基づいていますので、正確性は保証できません。ですが、ドラマについてどんな些細なことでも知りたい方なら楽しめるのではないかと思い、筆を執りました。「ドラマ版『指輪物語』に登場する人物について(2021年10月)をまだお読みでなければ、こちらを先にどうぞ。

今回取り上げるのは、ドラマの製作の現場で使用されたのではないかと見受けられる、14人の登場人物のリストです。正式な名前とコードネーム、その人物の立場のかなり簡潔な説明が載っています。前述の記事で言及した人物が多いですが、これまでリークされていない登場人物もいます。トールキンの原作にいる人物と、ドラマ独自の人物と思われる両方の人物がいますので、それぞれわけてご紹介します。

トールキン作品にいる登場人物

ミーリエル女王

タル=パランティルの娘ミーリエルです。トールキンファンにはタル=ミーリエルとして知られていますが、件のリストにはQueen Mirielと書かれているのでそのまま訳出しました。この書き方から単純に推測すれば、彼女の治世なのかもしれません。王位を簒奪するファラゾーンには「アル=」が付けられていないことからもそう推測できるのではないでしょうか。もし、これが正しければトールキンの原作ではそういう時代は描かれていないので、これ自体がアマゾン独自のストーリーになりそうです。ミーリエル女王についてはすでにFellowship of Fansでも取り上げられています。*2

ちなみにこの人のコードネームはアスタ。アスタの人物像は、前述の記事にも記載しましたが、このように説明されています。

シリーズレギュラー、女性(5059歳)、人種不問
5060代前半の、定評のあるパワフルな女性俳優の大役。高い地位にある婦人で、実際に背の高い人物を探している。力強いが慎みがあり、気品とユーモアを兼ね備えた女性である。シリーズ・レギュラー。
外見:人物像は多様性のある女性である。*3

タル=パランティル

タル=パランティル(タル=パランティア)のコードネームは、サラドール(Sarador)。この人の具体的な人物像は不明ですが、今回出てきたリストには「ヌーメノールの王(父、以前の王)」と説明されます。トールキンの原作ではタル=パランティルは亡くなるまで王位にありましたから、ミーリエルの治世にはもういないはず。

ファラゾーン

説明するまでもありませんが、黄金王アル=ファラゾーンとして知られる人物。リストでは「女王の右腕」と説明されています。ヌーメノールの歴史を知っている人にとってはかなり意外に思えるのではないかと思います。彼のコードネーム、ウェリン(Welyn)の詳細もまた不明ですが、ドラマのファラゾーンにはケメンという名前の息子がいるようです。

ドゥリン

Fellowship of Fansのレポートでは、ドラマには三世代に渡って(父、息子、孫のような関係)ドゥリンが登場するそうです。彼らがドゥリン何世なのかは、現時点ではわからないようです。*4そこではドゥリンのコードネームはブラクですが、このリストでのドゥリンのコードネームはカイン(Khain)、「ドワーフ王、ドゥリンの父」と説明があります。ここまでの材料を元に推測すると(全員ドゥリンでわかりにくいのでコードネームで記します)、カインが父で王、その息子がブラクということかもしれません。ブラクには、父と息子がいるということですから。

このリストにはエレンディルイシルドゥル(イシルドゥア)の名前も見られますが、別に記事がありますので、省略します。

ドラマ独自(と思われる)人物

ケメン

役名はケネン(kemen)だと思います。「ファラゾーンの息子」という説明ですが、ファラゾーンの息子であって、ミーリエルの息子とは書かれていません……。これってファラゾーンがミーリエルと結婚する時に別の人との間の子供がいるんでしょうか。それって要するに、ミーリエルとの結婚は一回目ではないということ……? コードネームはカドモン(またはキャドモン、綴りはCadmon)。人物像は不明です。

カリン

これもまたトールキンの原作とは異なりますが、驚くと思います。カリンはエレンディルの娘のようです。エレンディルのオーディション用の台本まで参照すると、娘はエレンディルに溺愛されている様子。オーディション用だと思っていたんですが、まさか本番まで娘の設定が残るかもしれないんですね。コードネームはシェイ。シェイの人物像はこの通りです。

シリーズ・レギュラー、女性(1824歳)、白人
体力があり、現実的で賢い若い女性。勉強熱心で野心家。真面目なところもあるが、機転が利き、ユーモアのセンスもある。どんな議論にも対応できる能力を持つ。平和の守護者であり、家族の中心人物である。彼女は政治的関心も高く、家庭内で政治的思想が分かれてきたときには特に苦労することになる……*3

ちなみに、このリストにはアナーリオンが載っていないんですよね。これがどういうことか気になります……。

イシルドゥルの友人たち

イシルドゥルの友人と説明される、三人の人物がリストに載っています。残念ながら、これ以上は不明です。名前はノリオン(Nolion、コードネームはヒルドランHildrun)、オンタモ(Ontamo、コードネームはレオフィンLeofyn)、ヴァランディル(Valandil、コードネームはフェリンFerrin)。

ララ(コードネーム)

正式な役名不明です。説明には「女王の侍女?」と書かれていますから、ミーリエル女王と一緒に登場するのかもしれません。

アダル

最近、オレンというコードネームはジョゼフ・マウルさん演じる堕落したエルフだとレポートが届いていました。役名はアダル(Adar、シンダリンで父)だということも、リストと一致します。*5

他に、「王たちのブレスレット、女王(見切れていてわかりませんが、ミーリエルと続くのではと推測)に引き継がれる」と説明された、ブレスレットというのがあるんですが、アイテムのようですがなぜ人物と同じリストに掲載されているのかよくわかりませでした。

あいかわらずアマゾン・スタジオは秘密主義を貫いていますが、FoFのリークなどからドラマ版『指輪物語』シーズン1では、第二紀の終盤が描かれると言われはじめています。今回の登場人物のリストは前述の通り、出どころが不明なので信憑性は定かではない一方で、最近リークされてきた情報と一致しており説得力があるようにも感じられました。

ドラマ版『指輪物語』についてもっと知るなら

Sources

  1. Thoughts on the upcoming Amazon LOTR series after fans are disappointed by Amazon’s Wheel of Time series? : lordoftherings, posted on 23 November 2021.
  2. Fellowship of Fans, EXCLUSIVE: Biggest LEAK So Far For #LOTRonPrime REVEALED| Amazon’s The Lord Of The Rings On Prime – YouTube, posted on 24 October 2021.
  3. Caleb Williams, Full Character Breakdowns For Amazon’s ‘Lord of the Rings’ TV Series – Knight Edge Media, posted on 9 January 2020. [筆者が英語から日本語へ翻訳した]
  4. Fellowship of Fans, EXCLUSIVE: DWARVEN Rumours + Durin Actor Revealed For Amazon’s #LOTRonPrime| TSAS #18 – YouTube, posted on 22 November 2021
  5. Fellowship of Fans, EXCLUSIVE: Major SAURON Leaks + Birdseye View Set Images For Amazon’s #LOTRonPrime! TSAS #16 – YouTube, posted on 8 November 2021.

Update info

2021/11/27
掲示板でのディスカッションなどを参考にカルネンとしていたコードネームをケメンへ、ノッロンとしていたコードネームをノリオンに変更しました