The Study of Bag End

はじめて公式のあらすじが発表される テレビドラマ版『指輪物語』

アマゾン・スタジオが制作するテレビドラマ版『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』の公式のあらすじがTheOneRing.netを通じて公表されました。ストーリーに関する公式発表は長らく何もありませんでした。2019年春に第二紀が舞台となるという公式発表があって以来のことです。

今回のあらすじの原文は、以下のページでお読みになれます。TORnさん、いつも素敵な記事をありがとうございます。

そしてそのあらすじの拙訳が以下です。素人訳なので読みにくいと思いますが、ご参考になれば幸いです。

拙訳
アマゾン・スタジオの来るシリーズは、中つ国の歴史における名高い第二紀の英雄的な伝説をはじめて映像化します。この壮大なドラマは、J・R・R・トールキンの『ホビットの冒険』と『指輪物語』より数千年前の時代を舞台にします。視聴者を、大いなる力が鍛えられ、王国が台頭しては滅び、似つかわしくない英雄に試練が与えられ、希望は細い糸でつながれ、かつてトールキンのペンから生まれた最強の悪党が世界を暗闇で覆う恐怖にさらされた時代へと連れ戻します。このシリーズは、比較的平和な時代にはじまり、慣れ親しんだ登場人物と新しい登場人物が共演し、長きに渡って恐れられていた中つ国への悪の再来に彼らが立ち向かう姿を描きます。霧ふり山脈の暗闇の深みから、エルフの中心地であるリンドンの壮麗な森へ、ヌーメノール王国の息を飲むような島へ、地図の最果てへと向かい、これらの王国や登場人物は、彼らが去った後も長く残る歴史を築くでしょう。

お読みいただくとわかりますが、このあらすじはまだ漠然としています。第二紀が舞台になると聞いて、原作から予想できることのほとんどがここに記述されていることでカバーできるように感じませんか?

このあらすじを深読みすれば、リンドンの地名から、最後のノルドール上級王ギル=ガラドや彼の伝令を務めたエルロンドは登場するかもしれません。また、中つ国ヌーメノール(※ヌーメノールは厳密には中つ国に属していない)の両方が舞台になることから、ギル=ガラドとアルダリオンの交流が描かれることもあるかも…?

「比較的平和な時代からはじま」るとすれば、ケレブリンボールエレギオンの領主をつとめ、モリア(当時はカザド=ドゥーム)のドワーフたちとグワイス=イ=ミーアダインを設立して栄華を極める様も拝めるかもしれません。

そうであればサウロンの登場も含まれると想像できるわけですが、「最強の悪党」とはモルゴスを差し置いていないわけです。こうなると、ヌーメノールにおいて王党派のメルコール崇拝や摂士派(忠実なる者たち)に分かれ、摂士派が中つ国へやってくるところ、そこまでやるなら最後の同盟の戦いも見せて欲しい…などとなるわけです。

こういった想像はいくらしても尽きず楽しいものですが、今回の記事に記載されていたあらすじ以外の部分に、現在の制作状況について書かれていました。

  • 現時点では少なくともシーズン5までは制作することを計画
  • 1シーズンあたり8話から10話で構成される
  • J・A・バヨナ監督が担当した2つのパイロット版は撮影が完了。現在はポストプロダクション中
  • シーズン1とシーズン2の撮影は今月再開される

今月の撮影再開にあたって、エピソード3以降を担当する新しい監督が発表されるかもしれませんね。COVID-19のパンデミック以前の2018年夏の時点では、アマゾン・スタジオのトップは2021年には配信開始したいとお話されていました。しかしこれも撮影開始前のご希望で、それ以降配信開始のスケジュールについてのニュースは見かけませんので、今年見られるのかどうかと落ち着かない日々が続きそうです😅。