The Study of Bag End

ストウ=オン=ザ=ウォルドの聖エドワード教会

コッツウォルズ周遊の日にストウ=オン=ザ=ウォルドに立ち寄りました。ここへ来たらハフキンズのスコーンは必ず食べて欲しいです。イングランド旅行中の食事の中でもよい思い出のひとつとして残っています。

最初に断っておきたいのは、本題の教会とトールキンの直接的な関係は不明であること、です。

Cotswold afternoon tea at Huffkins

ストウ=オン=ザ=ウォルド(以下、ストウ)はマーケット・タウンで、元をたどるとローマがブリテン島を支配していたブリタンニアの時代までさかのぼります。「すべての道はローマに通ず」ということわざは有名ですが、ブリテン島にもローマの道があったんですね。その道のひとつ、フォス・ウェイという道がストウを経由していたため、小さいながら歴史の古い街です。

ストウに来たのは、マーケットの裏手にある聖エドワード教会が目当て。この教会の建物の扉が「トールキンにインスピレーションを与えたのでは?」と言われているためです。事前に丸面チカさんがトールキン研究家のMicheal Martinez氏の考察をご紹介されていたのを拝読して、そういった可能性もあるけど記録はないことはわかっていました。1

どうであれ、噂になっているものは見てみたいですよね? それで行ってきました。

取りざたされているのは、モリア西門のドゥリンの扉。ガンダルフの導きによってフロドやアラゴルンたち旅の仲間一行が訪れる様子は『指輪物語』に出てきますし、もちろんピーター・ジャクソンの映画版『ロード・オブ・ザ・リング』にもありました。

イチイの木に挟まれたドア

南北方向につくられた翼廊の両方に入口があり、この扉は北側にあります。こちらの扉は現在この通りなのでふさいでいる様子でした。扉の左右の木はイチイで、この木はキリスト教の教会でよく植えられているんだそうです。たしかに、他の教会でも見かけましたし、すごく古い木がある教会もあるそうです。

ところで、モリアの西門ことドゥリンの扉の左右に植えられているのは柊の木なんですよね。それと、イシルディンによって描かれているのは上のエルフの木です。2

教会の中

行き方

ストウ=オン=ザ=ウォルドは、コッツウォルズの玄関口、モートン=イン=マーシュから南に下ったところにあります。モートンにはトールキンのブルー・プラークが設置されているザ・ベル・インがありますよ。コッツウォルズの中では比較的オックスフォードから行きやすい場所だと思います。他には、ロンドン発着のコッツウォルズツアーなどで訪れることもできるようです。

参考までに私の場合はこの日、以下の順で路線バスを乗りつないでめぐり、最後はオックスフォードに向かいました。コッツウォルズの路線バス周遊券があり、助かりました。バスは本数が限られているのでスリルがありました。

  • チェルトナム
  • サイレンセスター
  • バイベリー
  • ノースリーチ(乗り換え)
  • バートン=オン=ザ=ウォーター
  • ストウ=オン=ザ=ウォルド
  • モートン=イン=マーシュ
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