The Study of Bag End

すばらしき映画音楽たち

ハリウッド映画の映画音楽と作曲家に焦点をあてた「すばらしき映画音楽たち」を、新宿シネマカリテで鑑賞してきました。登場する映画の中に「ロード・オブ・ザ・リング」とあったからです。

ハワード・ショア氏の出番は、ファンとしては満足いくほどではありません。ですが、ショア氏は「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」両三部作の全編を通して各種族や文化を表現するためにモチーフを数多くつくりました。メロディを聴けば、どの種族にフォーカスが当てられているのかがわかるのです。物語の進展によってモチーフが様々に変化したり、絡み合ったりするところも興味深いのです。

それゆえ、モチーフ(ライトモチーフ)を用いた表現方法のところで代表的な「旅の仲間のテーマ」と「ホビットのテーマ」が紹介されていることに、ファンとしては満足でした。もっと「ロード・オブ・ザ・リング」にフォーカスを当ててもらいたかった気持ちは(作品の趣旨ではありませんから)、各作品のスペシャル・エクステンデッド・エディション、特典映像の「中つ国を奏でる」を全部観たころにはおさまるでしょう(笑)。

映画音楽の力や作曲家たちの工夫、苦悩など、ショア氏以外の部分も含め、画期的な視点のドキュメンタリー作品です。

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